「プログラミング」について
育脳スタンスでは「よみ・かき・そろばん+プログラミング」を大切にしているのには、様々な理由がございますが、このページでは「プログラミング」プログラミング的思考について、なぜ?大切だと思うのか?どういった効果がもたらさられるのか?をご紹介いたします。
プログラミング的思考
小学生でも必須科目として始まっているプログラミング教育ですが、この教科の目的はプログラマーになる人材を育てるためやパソコンスキルを向上させるためだけの教育ではありません。
命題として挙げられているプログラミング的思考とは「論理的思考力」や「問題解決力」のことで、予め決められた課題や目標を達成するためのプロセスを論理的に考えることができているか?どうか?が重要視されています。
簡単に言うと正解か?不正解か?だけでなく、上手く行かない時や方向修正が必要な時に正しく導くことができているのか?どうか?が試されているのです。
でも、これらの要求はこれから始まる全く新しい課題という訳でもありません。
実は、これまでの教育にも既にプログラミング的思考は多く含まれています。
簡単な例をあげると「テストで100点をとる!」と言う課題に対し、100点がとれなかった場合には「次に100点をとるためにはどうしなければならないのか?」という問題定義を行い、「なぜ、今回は100点が取れなかったのか?」などの考察(復習)を行うことで「次のテストで100点取るためにやらないといけないこと(予習)」が明確になり「テストで100点をとる!」という課題に関しては今できることという基準では解決へと導かれた!という事になります。
これまでにもよく言われていた予習・復習の大切さを正しく理解する瞬間なのかもしれません。
しかし、次のテストでまた100点が取れなかった場合には「前回を踏まえて次こそは100点をとるためにはどうしなければならないのか?」という考察を続けることでその都度問題解決は実行されるのです。
でもこれまでの学習方法では、合格点を獲得することばかりが先行し、それの伴うプロセスを重要視されてこなかったために、手軽に合格点である100点に近い点をとるためのテクニックばかりが重要視されてきました。俗にいわれる「詰め込型教育」ですね。
そのことで合格点をとることや受験に受かること自体が最終目的となり、その先のことはあまり考えられていないなんて事になっても不思議ではありません。
何事も目的や目標がないと「今やるべきこと」や「何のためにやっているのか?」などの理由を見つけられません。
その様な状況のまま社会の荒波へ出た時には、誰かに何かを言われないと何も出来ない状況が起こります。
この様なことから「論理的に物事を考えられる様になるための教育」へと学習要領の内容が変更されました。
論理的思考力
目的を達成するためのプロセスを論理的に考え、そのプロセスに則って実現していく力。
問題解決力
上手く行かなかった時に、解決するのための修正点を見つけ出し、試行錯誤を繰返し実行する力
関連教材
embot(エムボット)
Scratch(スクラッチ)
UNITY(ユニティ)
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